赤から黒へ:ミック・ファニングの伝説の"ブラックステッカー"

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チームリップカールで、ワールドツアーを転戦するサーファーたちがミック・ファニングの偉大な足跡に敬意を表して彼の有名な"ブラックステッカー"をサーフボードに貼ることになった。ミックの最後のワールドツアー・イベント、2018年リップカール・プロ・ベルズでエリートたちは彼と同じステッカーで共に戦う。

2012年、ミック・ファニングはリップカールが新たに創設したエリートチームのなかのワールドチャンピオンという評価を得て"ブラックステッカー"を与えられた。赤いステッカーを剥がしてその特別なステッカーを貼ったサーファーはこれまでのところミック・ファニングだけだ。そして今、自然が作った最高のスタジアムベルズビーチでエリートチームと共にミックは最後の試合に臨む。ガブリエル・メディナ、マット・ウィルキンソン、オーエン・ライト、コナー・コフィン、テイラー・ライトそしてニッキ・バン・デジたちはいつもの赤いステッカーを剥がし黒いステッカーに貼り替える。それはミックがワールドツアーで成し遂げた偉業を讃える彼らの意思表示でもある。もちろんそこにはミックがサーファーとしてまた人間としてチームの各選手と築き上げてきた信頼関係が含まれていることは言うまでもない。サーフボードの"ブラックステッカー"を示してベルズビーチで戦うことができるという意味の深さをチームのエリートたち一人々々が心に刻み込むことになる。